子どもは片づけが苦手です。
家の中は散らかっていて、片づけるのはいつも大人・・・
子ども部屋は昨日片づけたばかりなのに、もうこんなに散らかっている・・・。
そんな経験はみなさんあるかと思います。
ですが、子どもが自主的に片づけを行える方法があったら知りたくないでしょうか?
そんな方法あるの?うちの子はやっても無駄・・・
そんなことはありません。全員に当てはまらないかもしれませんが、子どもが自主的に片づけができるようになるためには試す価値は十分にあると思っています。
そしてこの手法は2歳後半くらいから小学校高学年くらいまでの子どもに効果がありますので是非見てみてください。
実際の片づけ方についてはこれを参考にしてみてください↓↓↓

うちの子は片づけがとっても上手!!って人も是非見てみてください。
それでは見てきましょう!!
子どもが片づけを行わない3つの原因
片づけを行えない原因はたくさんありますが、今日は大きく分けて3つのことに焦点を当てて解決していこうと思います。
①めんどくさい
とにかく片づけるのがめんどくさくて、その積み重ねで部屋が散らかるパターンです。
大人も経験がありますよね。どうしても疲れていてなにも手につかない・今日はいいやとあきらめる・やらなきゃいけないのに後回しになる・・・。
②どうやればいいかわからない
具体的な片づけの方法がわかっていないということです。
どこに何を整理すればいいのかそもそもわかっていない・わかっているようでわかっていないのが子どもです。
子どもの成長速度はとても速いです!昨日できなかったことが今日急にできるようになることがよくあります
しかし、逆に昨日できたことが今日できないということもたくさんあります。
③後で遊ぼうと思ってそのまま・・・
後で遊ぼうと思って、そのまま片づけを忘れてしまったパターンです。
「これであそぼう!つぎはこれ!」というようにどんどん出して、大人から見たら収拾がつかなくなっているのに、子どもはまたすぐに遊ぼうと思っているということです。
具体的にどうすればいい?スリーステップで習慣化!
それではどのようなやり方が良いのかを解説していきます。
スリーステップを何度も繰り返すことにより、ある程度片づけは習慣化して成功しますが、
ここで先にお話ししておきたいのですが、片づけにより完璧は求めないことです。
このスリーステップはちょっとづつやることに効果があります。完璧を求めすぎると、子ども自身、片づけが嫌になってしまいますので、そこは嫌にならないように進めていくのが上手なやり方です!
1、片づけのやり方
片づけのやり方についてはこちらを参考にしてみてください↓↓↓

このやり方で改善されるのは、片づけのやり方がわかる!ということは解決できると思います。是非見てみてください。
2、時間を決める
これは片づける時間を決めるということです。
たとえば、もう少しで夕飯が出来上がるとしたら、事前に子どもと約束をしておきます。『夕飯が出来上がるときに声をかけるからその時にお片付けをしよう』
小学生2年生以降であればある程度時間の勉強はしていると思いますが、時間の勉強は全国的に小学1年生の夏・もしくは秋ぐらいから行いますよね。
時間の勉強もついでに入れて片づけの時間を決めてもいいです。
時間がわからない子に関しては、キッチンタイマーを利用しても良いです。
『この音が鳴ったら片づける時間』と事前に子どもと約束をしておきます。
子どもに片づけようと声をかけるのも良いですが、できれば大人が声をかけずに行ってもらう方が良いです。
①大人が声をかけて行う(大人の指示) → できた
②タイマーの音を利用して行う(間接的だけど自主的) → できた
この二つを見比べると、大人の指示で行うよりも、間接的だけど自主的にできた方が子どもの『できた』度合いが全く違います!
この片づけの最終目標は、誰かに何も言われなくても確実に行えることです。
常に大人の指示で動くよりも、いかに自分でできたと思わせるような環境を大人が作っていくことが望ましいのです。これは片づけに限らず、学習やスポーツにも共通することです。
ちなみに子どもの『今やろうと思ってたのに・・・』は、この時間を決めるで解決できます。
3、できたら褒める
片づけができたらまずは褒めましょう。
『うちの子どもは片づけがめちゃくちゃ大好き』という方は無理に褒める必要はありません。
むしろ好きなことをやっている子どもの褒め方についてはこちらのブログを参考にしてみてください。↓↓↓

片づけが苦手な子が、片づけを頑張って行えた時には十分に褒めてあげてください。
大人が片づけようと声をかけて行えた → 頑張って行えたね
これは大人の指示を受けて行えたということになりますよね。
しかし、一番褒めの効果が出るのは、子どもが褒められれることを期待していないときに褒められることが一番効果があります。
子どもが自主的に少しでも片づけを行えた → 今片づけ自分でできていたね!
というような感じです。
褒めるということは子どもに対して、良い行動であるということを認識させるということです。
『あなたのこの行動はとってもよかった!』ということをたくさん認識してもらって、子どもにとってこの行動をすれば褒められる!と思ってもらえれば、『めんどくさい』が徐々に減っていきます。
ちなみにこれは1回褒めれば良いというわけではありません。大人側が何度も何度も繰り返して行うことが重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
なんか大人にも当てはまっていることが多くありそうな内容ですね。
ちなみに片づけに関しては早期に取り組むことをお勧めします。
上記にも記載しましたが、2歳後半くらいからどんどん行うと良いでしょう。しかし、2歳後半といえばなかなか言うことを聞かない時期・・・。
難易度が高そうですね。(大人の心が折れそうです)
しかし、やる価値は絶対にあります!
片づけができる子に育てるためには、大人が頑張らなければなりません。
家の片づけ方は学校や保育園・幼稚園では教えてくれません。ごく稀ですが、勝手に片づけが上手になる子もいます。しかし、多くの子どもは片づけが本当に苦手です。
このことを試してマイナスになることはありませんので是非お試しいただけたらと思います。
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