子どもにとって、とても大切なものの一つに好奇心というものがあります。
子どもは好奇心旺盛ですよね。色々なものに興味があり、おしゃべりしだすと、指差ししながら『あれなに?これは?』なんてたくさん子どもから聞かれた経験はあるのではないでしょうか?
また、年中さんから小学生になってくると、言葉の意味なんかにも興味を持ち始めますよね。
大人のみなさんも経験があると思いますが、好奇心が強いことに関しては、1回聞いたり見たりするだけで覚えてしまうのに、興味のないことを何度も繰り返し見ても覚えることができない・・・。
このように様々なものに対して好奇心が旺盛な時期が続けば続くほど、色々なことを吸収していきます。
これは成果が出ようが出まいが特に関係なく続けることができます。
人間はやはり報酬があることによって続けられるということもありますが、好奇心が強い人は、興味があることを行うこと自体に報酬を感じているから続けられるのです。
今日は子どもの好奇心についてお伝えしていこうと思います。
好奇心とは?
そもそも好奇心とは、物事を探求しようとする源です。自分で何かを調べたり勉強したりして、その本質を知ろうとする人間の感情のことを言います。
過去の偉人たちもまさに、好奇心から輝かしい功績を残してきました。
この偉人たちも『これはなぜだろう?なんでこうなんだろう?これは何でできているんだろう?』などなど、一つの疑問からスタートしている方がとっても多いです。
偉人ではなくても、人はみんな何かに疑問を持ちながら生きていますよね。この気持ちが高まれば高まるほど、好奇心が旺盛だと言われてくるわけです。
『うちの子どもは好奇心がなくてね~』
なんて話しを耳にしますが、どんな小さなことにも人間は疑問に思うものです。その疑問が好奇心へと繋がっていくわけです。
当たり前のことですが、子どもは大人よりも色々なことを知りません。知らないが故に知りたい!となるわけです。
大人も一緒ですよね。興味のあることがわからないと、本で調べたりネットで検索したり、YouTubeをみたりして知ろうとします。
好奇心の育て方
子どもの好奇心を育てるためには、興味を持たせることが大切になります。そして大人がどのように支えて好奇心を高めてあげられるかを解説していきます。
大人は、子どもの『なぜだろう・知りたい』を深掘りさせてあげられるような質問・回答をして、子どもに考えさせて行くわけです。ちなみに子どもに難しいことを聞いても途中でくじけてしまい、興味がわかなくなってしまうので注意が必要です。
大人は安易に答えを言っても良い場面もあれば、少しでも考えてもらえるような話し方をしていくと効果的ですね。
あとは、逆のパターンで、大人が子どもに聞いてみることです。前提として子どもがちょっと調べればわかるような内容をわざと聞いてみるのです。わざと臭く聞いてしまうと勘繰られてしまうので、なんとなく聞いてみます。
時には「めんどくさい」とかって言われてしまうこともあるかもしれませんが、子どもが大人に物事を教える機会は多くはありませんよね。子どもが自分で調べて大人に教えるということは、知識の定着にも繋がりますし、意欲の向上にも繋がります。よって好奇心が生まれてくるわけです。
どちらも好奇心を高めるためにはとても有効的な手法です。
まとめ
このように子どもの好奇心を伸ばすと様々な良いことがあることは言うまでもないですよね。子どもは大人に比べてとっても好奇心旺盛です。その好奇心をより深掘りさせてあげられることが大切です。大人がいかに子どもの好奇心に目を向けて興味関心のあることにつきあいながら丁寧に伝え、時には子どもに聞いていくことも大切です。
好奇心の育て方についても、大人の聞き方ひとつで子どもの好奇心を伸ばすことができます。大人もこのことに慣れなければ最初は上手くいかないかもしれませんが、慣れれば必ず上手く行きます!ですが、ちょっとづつ無理なく始めていくことをお勧めします。是非お試しください。
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