頭の回転が速い子どもの育て方!遊びの中から鍛えよう!!

how to train working memory子育て

『この人は頭の回転が速いなー』と思ったことはないでしょうか?

頭の回転が速いと格好良く見えますよね。しかし・・・

人間の知能(IQ)というものは、ほとんど生まれつきで決まっていて基本的にIQを向上させるのは難しいとされています。

※ちなみに子どもの生活環境がとても劣悪で育ってきた子が、より生活環境の整った場所で生活し出すとIQが上がります。

このように生活環境というものはとても大事ですが、今回はごく一般的な生活環境で生活しているお子さんを対象にしています。

IQの高め方はかなり難しいですが、頭の回転とIQは別物です。

今回は頭の回転が速くなり、子どもが将来的に役立つワーキングメモリーのことについてお伝えしていきます。

ワーキングメモリーってなに??

ワーキングメモリーとは、短い時間で心の中に情報を保持して、同時に処理する能力です。会話や読み書き・計算などの基本で、日常生活や学習を支えるとても大切な能力です。

たとえば、頼んだことをすぐに忘れてしまう・一度に2つのことをするのが苦手・・・という具合です。

子どもなんだから頼んだことを忘れてしまうのは仕方がないし、1度に2つのことができなくても・・・と思われますが、逆にできたら良いですよね。

上記のたとえで行くと、頼んだことをしっかり覚えている。1度に3つくらいのことができるようになる。となるわけです。

上記のたとえ以外でも、会話する能力や読み書き・計算など、あらゆる判断や行動に関わっています。

しかしワーキングメモリーが弱いと様々な困りごとが生じます。

ワーキングメモリーの鍛え方

子どものワーキングメモリーを鍛える手法として有効とされているのが、様々なスポーツです。そしてスポーツでも、状況の変化を予想しづらく常に予想しながら動き、自分の体の動きを状況にあわせて変化させて対応させる必要があるスポーツであればなんでも良いです。ボルダリングとか木登りなんかも良いですよね。(木登りはスポーツじゃないですね)

なぜボルダリングを上げたかと言うと、ボルダリングは、自分の体が今どのようなバランスでどの位置にあるのか?どのような動作をしているのかということに注目しながら行う運動だからです。周りの状況に常に対応しないといけなくなりますし、次にどう動くべきかということを考えながら動かないといけないので、その瞬間瞬間での自分の体の体制を保つためにワーキングメモリーが使われるので、自然にワーキングメモリーが鍛えられるわけです。

まとめ

ワーキングメモリーは鍛えることができ、その効果が十分期待できます。そして子どもや大人の様々な生活や学習の中で広く使われています。このワーキングメモリーを鍛えることによって様々な恩恵を受けることは言うまでもありません。

頭の回転が速い子ども・・・格好いいですね。

しかし、ボルダリングなんかは家ではできないし、近くにもないし、どうすれば??

答えは公園の遊具です。ちなみに新しめの公園には、アスレチックのようなものを置いている公園なんかもありますよね。それで十分です。

子どもは楽しいことは夢中になって行えます。楽しく遊びながらワーキングメモリーを鍛えてみてください。

 

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