子どもに対して、大人が感情的に怒ることが少なくなる子育て方法。

子育て 怒らない 子育て

日々子どもたちは、大人がやってほしくない行動ばかりしてしまいますよね。そんなときは、感情的に怒ってしまう場面も時にはあるかと思います(実は私もそうでした)

しかし、この考え方を学んでからは、子どもを感情的に怒ってしまうことは徐々に少なくなってきているので、みなさんにも是非参考にして頂ければと思いご紹介いたします。

今回ご紹介するアイディアは『もしもルール』です。このもしもルールは子育てする親はもちろん、幼稚園の先生保育士さん、学校の先生、などなど幅広く利用できるアイディアです。

もしもルールってなに?

もしもルールとは、『もし、〇〇になったら▲▲しよう』という状況を想定して、あらかじめ決めておく・想定して自分の考えるルールを作っておきます。

人間はそのような状況をあらかじめ設定しておくことで、考えた行動をとりやすくすることができるということです。ちなみにもしもルールは習慣化のテクニックなので、このことが習慣化されれば自動的に子どもに対して感情的にならずに必要なことを伝えられるということに繋がります。

では早速例題を見ていきましょう。

もしもルールを利用した子育て方法

というわけで、もしもルールを利用した子育て方法を解説します。

例えば『子どもが大人の見ていないところで壁に油性ペンで絵を描いています』

急にこんな光景を目にしたら、さすがに心穏やかではいられないですよね。1~3歳程度であれば、仕方がないと思われるかもしれませんが、4歳以上になると言葉がある程度しゃべれるようになり、おしゃべりができるようになると大人は勝手に、大人の考えも少しは分かってくれるだろうと思ってしまうので下記の対応になりがちです。

特に何も考えていない時には『そこに描いちゃダメって言ったでしょ!お絵かきは紙に描かなきゃダメでしょ!』

このブログを見てくださっている方は特にそうだともいますが、大人だって好んで子どもに叱る方はいないと思います。ただ、瞬間的にそのようなことが起きたら対応できないので感情的に怒ってしまうわけです

そこで、事前にそのようなことがあったらどーしようかなー??と考えておくのです。

『もし、〇〇したら▲▲しよう』

例に当てはめると、

『もし、壁に油性ペンで絵を描かれたら、まずはなんでやってはいけないのかをわかりやすく伝えよう』

と考えておくのです。

そう考えることで、いざその場面に出くわしたときに、上記の通りに対処できるのです。

ちなみに油性ペンであっても、今は便利なもので、ホームセンターに売っている油性ペン消しできれいになります。冷静に考えれば、冷静に振り返れば・・・。この冷静に考えられているときに事前に考えを超簡単にもしもルールにまとめてくことです。

ほんとに日々の生活の中で使えるの?

そんなの毎回考えるのは面倒くさいとか、想定することが多すぎて事前に考えることなんて無理!日々の子育て以外のことも忙しすぎて考えている暇がない!子どもの人数が多すぎて日課をこなすのが精一杯で・・・と言われてしまうかもしれませんが、これができるかどうかは大人の慣れの問題です

慣れの問題なので本当に小さいことからおおざっぱに予想すれば良いのです。すべての子どもの生活に想定されるあらゆることをすべて考えましょうと言っているわけではなく、その場の、この後の行動を大まかに予測してみるのです。そしてその行動に対して自分なりに、『もし〇〇したら▲▲しよう』に当てはめれば良いのです。

想定外の出来事がないことを祈りますが、子育てというものは想定外の連続です。ただ、もしもルールを考えておいて、その想定外の出来事があり、大人が上手く対応できたときの感覚はかなり良いもので、達成感もありますし、自分でも案外できるんだ!と思ってもらえます。そして上手くいくと、次の出来事の予想を立てます。こうなると、大人にとっても良い循環になりますね。

まとめ

私自身も日々いろいろなことを想定して、かなり利用しています。

『もし〇〇したら▲▲する』

まずはとにかくやってみることです。大人がこの考え方に慣れるまでには、少しだけ時間はかかります。

事前に心の準備をすることでやってほしくないことを必要以上に感情的にならず、性格に伝えることで、子どもたちも怒られることは少なくなり、必要な情報を正しく吸収することができます。子育てはとても大変です。余裕もなくなりますが、このもしもルールを頭の片隅に置いてもらい、少しだけ余裕ができたときに是非利用してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました